江戸時代からの特産品(諏訪・1988年)

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00:00:45 1988

1988(昭和63)年のニュースから。
霜が降りた畑で大根が収穫されています。
諏訪市豊田の上野地区で栽培されているこの大根は「上野大根」あるいは「諏訪湖姫」と呼ばれる伝統野菜。
江戸時代から栽培され、硬く辛いのが特徴です。
元禄期には高島藩の殿様にも献上されたと言い伝えられ、明治以降も漬物用として栽培が続いてきました。
たくあんのことを京都では「おこうこ」と呼びますが、諏訪の人もこう呼んで冬の食料として親しんできました。
収穫された大根は葉を落として網に入れ出荷されます。
天日干しにすると甘みが出るそうで、その後じっくり漬け込まれおいしい「たくあん漬け」が出来上がります。
上野大根は今でも年間10万本以上が生産されていて、大根もたくあん漬けも毎年県内外からたくさん予約注文があるそうです。

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