須坂市にショッピングセンターがオープン(1969年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1969(昭和44)年、須坂市にショッピングセンターがオープンしました。
須坂市では高度成長期を経て隣の長野市に買い物客が流れるようになったことから、その対抗策として造られました。
建設されたのは江戸の頃から商いの地としてにぎわった銀座通り。
長さ120メートルのプロムナードを備えた3階建てのビルには、スーパーや衣料品店、家電を扱う店など22店が入居しました。
幅が6メートルあった通路は買い物客でいっぱいです。
初日は6,000人が訪れたそうです。
しかし30年ほどが経った頃、核店舗が相次いで閉店、徐々に空き店舗が目立つようになります。
今年(2024年)の秋での閉鎖が公表され、残っていた店も退去しました。
2025年には市の郊外に県内最大級のショッピングモールがオープンする予定で、商業の中心地も時代とともに移り変わっていきます。