「信濃の国 楽市楽座」始まる(松本・1989年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1989(平成元)年の11月3日、松本市で「信濃の国楽市楽座大集合」が初めて開かれました。
会場はあがたの森公園。
県内各地の物産などの「楽市」、郷土芸能の「楽座」を集めたイベントです。
オープニングセレモニーでは地元の園児の鼓笛隊がかわいい姿を見せました。
ステージでは御諏訪太鼓や大鹿歌舞伎などが披露され、それぞれのブースでは市町村自慢の逸品が人気を集めていました。
(出店した人からは「長野市より松本市の方が財布のひもが緩い」という声も出ていました。)
初日のこの日は8万人が訪れたという記録が残っています。
その後、楽市楽座はやまびこドームでも開かれるようになり、松本の秋の一大イベントして定着していきました。