お寺でいただく七草粥(松本・1992年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1992(平成4)年のニュースから。
1月7日と言えば七草粥。
1年の無病息災を願う行事とも、お正月の飲食で弱った胃を休めるためともされますよね。
松本市にある玄向寺の七草粥は本格的。
大鍋で炊いたお粥に七草を入れてかき混ぜて塩を振ります。
お寺では毎年こうしてお粥を準備、檀家の人たちに振舞っています。
檀家の人たちは箸で炊かれたお粥をすくい上げ、ゆっくりと味わっていました。
七草粥と言えば「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ(かぶ)・スズシロ(大根)」が一般的ですが、県内では地域によって凍み豆腐、大豆、ごぼうや白菜など具材が違っていて、飯山では味噌仕立てのお雑煮を食べるところもあるそうです。
雪が多い北信濃では野菜の種類が限られるからかもしれませんね。