諏訪大社に温泉の手水(下諏訪町・1984年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1984 (昭和59)年のニュースから。
下諏訪町にある諏訪大社下社秋宮に温泉を引いた手水舎が完成しました。
手水(ちょうず、てみず)とは神社やお寺で参拝の前に手や口を清める水のことです。
町内で新しい温泉が湧き秋宮の近くの温泉の湯量に余裕が出たため、境内に引き込みました。
温泉地としても有名な諏訪ならではの手水、というところでしょうか。
お湯の温度は40度ほど。
弱アルカリ性で、口に含む参拝者も少なくありません。
龍をかたどったお湯の出口は上社近くの地区特産の「神宮司(じぐじ)石」を用いました。
温泉の手水は今も脈々と流れていて、観光客にも好評です。