水族館のお魚さん さようなら(新潟・1967年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1967(昭和42)年に新潟県の直江津市(現在は上越市)で撮影された映像です。
平屋の建物は水族館。
水槽からバケツなどに魚が移されています。
園児たちにも小さな魚が入ったビニール袋が渡されました。
実はこの頃、水族館には冬を越すための設備がなかったため、毎年11月に飼育していた魚を日本海に放ち春まで休館していました。
ということは展示される魚は毎年ほぼ入れ替わっていたことになります。
なかなか大胆な飼育方式ですね。
海辺に向かった園児たちは海に向かって「お魚さん、さようなら」と呼びかけていました。
水族館は何回かの建て替えを経て、2018(平成30)年に 上越市立水族博物館「うみがたり」としてオープン、今も長野県から大勢の人が訪れています。