経済発展で… 1万円札 初めて発行(1958年)

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00:01:02 1958

1958(昭和33)年の12月に1万円札が発行されました。
肖像に使われたのは聖徳太子です。
発行初日に県内に来た1万円札は380枚。
貨幣価値は今の1万円よりかなり高く、受け取った人もどことなく緊張しているようにも見えます。
戦後しばらく、最も高額の紙幣は千円札でしたが、インフレが進んだことからより額面の高い紙幣が求められるようになりました。
そこでこの前の年にまず5千円札が発行され(肖像はやはり聖徳太子でした)、続いて1万円札が登場しました。
ただ当初は「お釣りが多くなり不便ではないか」という“反対論”もあったそうです。
しかし景気の拡大で予想以上に使われ、一時は日本銀行の在庫が不足する事態にもなりました。
聖徳太子の1万円札は25年余り使われ、1984(昭和59)年に福沢諭吉の1万円札が発行されました。

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