りんご並木で収穫作業(飯田・1970年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1970(昭和45)年のニュースから。
飯田市のシンボル「りんご並木」で行われた収穫作業の様子です。
りんごを収穫しているのは飯田東中学校の生徒たち。
戦後、当時中学生だった先輩の提案で出来上がったりんご並木の世話を代々しています。
生徒たちは脚立に乗って赤く実ったりんごを1つ1つ収穫していきます。
枝の剪定や草取り、摘花など世話を続けてきた生徒にとって、収穫は待ちに待ったうれしい作業。
収穫したりんごは給食などで食べますが、市内の学校や福祉施設などにも配られています。
市街地にこうした果樹の並木がある街は非常に珍しいそうですが、先人たちが守ってきたりんご並木は飯田市にとってかけがえのない財産になっています。