飯綱の高原学校(長野・1970年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1970(昭和45)年のニュースから。
大きなリュックサックを背負って山道を上る子どもたち。
一行が向かったのは新しく完成した飯綱高原学校。
長野市の小学校は毎年夏、5年生が飯綱の高原学校に、6年生は新潟・上越にある臨海学校に泊りがけで出かけるのが恒例行事でした。
当時の高原学校は2泊3日。
飯綱山への集団登山や戸隠の森林植物園の見学、キャンプファイヤーなど、様々な体験をしました。
映像の建物を見て懐かしく思い出す人も多いのではないでしょうか。
この建物は1999(平成11)年を最後に老朽化で使われなくなりましたが、高原学校は別の施設で続けられています。
ちなみに初代の林間学校は1943(昭和18)年に完成した「長野市学童保養所」で、建物が替わっても林間学校は80年以上の歴史があります。