木曽・開田小で児童がバイオリン作り(1986年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1986(昭和61)年のニュースから。
開田村(当時)の小学校で子どもたちがバイオリンを作ったという話題です。
この前の年、村内にあった東小と西小が統合され開田小学校ができました。
開田小の初めての卒業生23人は小学校生活の思い出にとバイオリンを手作りすることになり、授業で取り組んできました。
自分で書いた図面を見ながら木の板をノミやカンナで削り、バイオリンの形にしていきます。
子どもたちは色を塗って弦を張ったバイオリンを弾いて、演奏を披露していました。
6年生は以前にも弦楽器を作った経験があったそうで、担任の先生は「1つのことに長く取り組む粘り強さが養える」と話していました。