城山公園に花時計がお目見え(長野・1962年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1962(昭和37)年に撮影された長野市・城山公園の映像です。
花時計が完成し、建設費用を費用を負担した信越放送から長野市に寄贈されました。
文字盤は直径8メートル、外周20メートルの大きさ。
季節ごとに花が文字盤を彩り、公園を訪れた人に時を告げていました。
城山公園は長野市による最も古い都市公園とされ、最初は大正天皇のご成婚を記念して設置されました。
1914(大正3)年に西洋式の公園となり、その後、県信濃美術館(現在の長野県立美術館)や東山魁夷館など様々な文化施設が設けられました。
善光寺の隣という立地もあって市民の憩いの場所であり、春は桜の名所としても有名です。
(大正時代に作られた噴水は「東洋一」と言われました。)
公園は県立美術館の新築とともに再整備され、今は花時計はありません。