ハプニングも! 望月町の草競馬(1992年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1992(平成4)年、望月町(今は佐久市)で草競馬の大会が開かれました。
平安時代に朝廷へ馬を献上する牧場があったとされる歴史から『駒の里』として知られる望月町。
町内では以前、農耕馬のレースが行われていましたが、1960年代に開かれなくなっていました。
新たに草競馬大会を開いたのは1989(平成元)年。
取材したのは4年目の大会です。
この日は90頭ほどが参加、元競走馬による迫力満点のレースや農耕馬による「ばんえい競技」などが行われました。
ばんえい競技ではカーブを曲がり切れなかった馬が観客席に飛び込むハプニングも。
観客は紅葉の中で秋の1日を過ごしていました。
大会は秋の恒例行事となり、観客が2万人を超えた年もあったということです。