「尺貫」から「メートル」へ(1958年)

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00:01:50 1958

1958(昭和33)年のニュースから。
国内で長く使われてきた単位が大きく変わる日が近づいていました。
それは物の長さや重さなどを表示する「尺貫」。
政府は計量法を改正、次の年から「長さの単位はメートル」「質量の単位はキログラム」とすることにしたのです。
メートル法は18世紀にフランスで世界共通の単位として制定され、日本も明治時代に条約に加盟したものの抵抗もあって尺貫の廃止にはそれから70年かかりました。
店内の値札はこの頃には概ね切り替わっていましたが、お客さんも含めてまだまだメートルやグラムに慣れない人が多かった時代。
これまで慣れ親しんできた単位が使えなくなるため、店では換算の早見表を貼るところもありました。
この時から60年以上が経ち、今は尺貫を知らない世代が大勢になりました。
ただ今でもコメは1合、日本酒は1升(瓶)という数え方が残っています。

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