長野市にバスターミナルが完成(1967年)
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1967(昭和42)年、長野市にバスターミナルが完成しました。
それまで長野市のバスは以前は運行会社ごとに発着場所が異なっていましたが、利便性の向上のためバスターミナルが建設されました。
この場所にはそれまで長野工業高校がありましたが、学校は別の場所に移転、跡地にターミナルができました。
1日500本以上のバスが発着し、待合室には当時としては最新鋭の案内板もありました。
建物の中にはスーパーも併設されたほか、地下には飲食店街もあり、大にぎわいだったようです。
開業セレモニーではバスは花で飾られ、マーチングバンドも登場しました。
ただ長野駅周辺にはバスの発着場として使える土地がなかったこともあり、ターミナルは駅から少し離れた場所に建設されました。
そのため長野駅を発着場所にする路線が徐々に増え、2020(令和2)年にバスターミナルとしての役割を終えました。
今はバスの待機場所として使われています。