余った温泉 宅配します!(下諏訪町・1984年)

ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時

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00:01:18 1986

1984(昭和59)年のニュースから。
下諏訪町で始まった温泉の宅配を取材しました。
町内のホテルが掘り当てた温泉は温度が60℃、湯量も豊富ですが、1つ困ったことも…。
お湯の量が多すぎてかなりの量を捨てなければいけなかったそう。
そこでホテルが考えたのが温泉の宅配。
契約すると毎日トラックが温泉を家まで届けてくれるという仕組みです。
1か月ほど前から募集を始めた結果、何軒かが契約を済ませました。
源泉の温度が高いため、宅配を受けてから1日過ぎてもお湯は50℃ほど。
浴槽に入れたら少し冷まさないといけません。
契約した人は「以前は寒すぎるとお風呂に入ること自体が億劫に思えたが、今は毎日入っています」と話していました。
ただ課題は費用面。
専用のタンク設置や配管工事などの初期費用が100万円。
さらに宅配料が年に10万円近くかかるため、二の足を踏む人も多かったようです。
ちなみに当時の広告は「1日たばこ3箱分で健康めきめき、お肌すべすべ」でした。
下諏訪町は今では町内の一般家庭向けに温泉の配湯事業をしています。
うらやましいですね~。

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