区画整理前の松本・伊勢町商店街（1960年）
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
松本市の伊勢町商店街。
1960（昭和35）年の映像です。
今の伊勢町は広い通りに面していますが、この頃は一方通行の狭い道です。
今はビル街ですが、当時はまだ住宅を兼ねた個人商店が多く、昔ながらの商店街でした。
街の原型は江戸時代から大きくは変わっていなかったそうです。
撮影したのはちょうど歳末セールの時期、店はお客さんでにぎわっています。
お祭りなのでしょうか、通りにはしめ縄と紙垂（しで）が張られています。
当時伊勢町には八十二銀行の支店もありました。
歴史を感じさせる建物ですね。
伊勢町通りは1985（昭和60）年から始まった区画整理事業で道路が大きく拡幅、再開発されました。
この取材当時の商店はそれに伴って移転したり閉店したりして、ほとんど残っていないようです。
