土の中に60年… お酒の味は!?(栄村・1980年))
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1980(昭和55)年に栄村で行われたお祭りの映像です。
このお祭りは庚申講というもので、村の人は「かねさま」と呼んでいます。
祭りが行われるのはなんと60年に一度。
祭りのたびに酒を入れた壺や文書を掘り出します。
土を掘りふたを外すと壺が現れました。
前回のお祭りが行われた1920 (大正9)年に埋められたものです。
次の祭りは2040年。
土の中に埋められた新しい酒は、60年の時を過ごします。
映像の最後には泥を落とした酒壺が宴席で披露される様子があります。
ただ飲んでいる映像は残っていません。
風の便りに聞くところでは「どろっとしていた」という話があるようです。