昭和の上高地線(1986年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1986(昭和61)年のニュースから。
松本電鉄(現在のアルピコ交通)上高地線の松本駅に停まっているのは「モハ10系」と呼ばれる車両。
1920年代(大正時代)に製造された車両の台車部分に、戦後新たな車体を乗せたもので、当時7両が営業運転をしていました。
このモハ10系が老朽化に伴って新型車両に入れ替えられることになりました。
松本~新島々間を走る上高地線は終点の新島々駅にバスターミナルがあり、北アルプスの上高地や乗鞍への玄関口となっています。
映像にも大きなリュックを持った登山者が乗っている様子が映っています。
松本平を走り続けた「モハ10系」は引退しましたが、上高地線は今も沿線住民はもちろん登山者や観光客の足として愛されています。