長野電鉄バスに冷房車(1983年)
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長野市内を走る長野電鉄のバス。
フロントには「冷房車」の文字が見えます。
日野自動車製のレインボーRJという車種で、映像が撮影された1983(昭和58)年に長野電鉄が大量に導入しました。
日本では観光バスでは以前から冷房車が運行されていましたが、ドアの開閉の頻度が多い路線バスへの導入は遅れ、県内では1980年代以降本格的に普及しました。
取材したのは7月半ばですが、冷房が効いているためバスの窓は閉められています。
今ではバスの冷房は当たり前ですが、当時は気温が上がると窓を開けて走っていました。
しかし真夏には車内の気温がなかなか下がらず、不快な日も多かったようです。
列車もバスも、冷房がない時代の真夏の移動は大変そうですね。
ちなみにバスの行き先表示にSBCと書かれているのは、SBC通り(当時のSBC本社前の道)を経由するという意味です。