松本空港が開港 遊覧飛行が人気(1965年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1965(昭和40)年の7月16日、松本空港が開港しました。
1年半近い工事を経ての供用開始で、1,500メートルの滑走路が1本ありました。
管制室はガラス張りで空港周辺を見渡せる作りです。
文字情報をやり取りできるテレックスも設置されています。
開港当初は定期の旅客便がなく、映像にはセスナを使った観光遊覧飛行の様子が残っています。
離陸したセスナは松本城の上空などを飛び、乗客は初めて見る空からの景色に目を見張っていました。
松本空港にはこの翌年、「観光臨時便」の扱いで大阪線(コンベア240形)が季節限定で就航、旅客便が徐々に定着していきます。