1959年の松本市
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1959(昭和34)年、松本市街地でパレードが行われました。
自衛隊の音楽隊とそれに続く車。
パレードは松本が発祥の「花いっぱい運動」をアピールするために行われました。
花いっぱい運動は小学校の教員だった小松一三夢(いさむ)さんが提唱、1952(昭和27)年に始まりました。
小松さんは「戦後間もない荒れ果てた街を花で埋めようと考えた」と後に書いています。
映像には今から65年前の市内の風景が記録されています。
25秒過ぎに映っているのは当時の松本駅です。
戦後すぐに建てられました。
このほか道路が拡幅される前の伊勢町商店街などを見ることもできます。
沿道では大勢の人がパレードを見物しています。
学校の先生に引率された子どもたちの姿も。
松本城の近くでは天守をバックに風船も飛ばされました。
70年以上の歴史を持つ花いっぱい運動は、今では全国各地に広がっています。