すでに満杯の長坂！「長崎くんち」前夜 ～１週間前から待つ人も！～
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
このころ長崎くんちの無料の特等席は早い者順でした。昭和60年(1985)10月6日の長崎市・諏訪神社、くんちの開幕を翌日に控えたこの日の午後、NBCのカメラは長坂(ながさか)の様子を撮影していました。この長坂だとただで奉納踊りを見られるとあって、本番開始まで半日以上もあるにも関わらず、石段は徹夜組を含めて見物客でほぼ満杯になっていました。中には1週間前から泊まり込んで長坂の席を確保した猛者もいました。さらには席取りの助っ人、アルバイトとして長坂に座っていた人もいたようです。当時は暗くなると前夜祭的なイベント、通称「裏くんち」が行なわれ、夜遅くまで賑わっていました。
