「軍艦島」の小学校 〜観葉植物の観察日記~ 

ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン

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00:01:46 昭和36年(1961)12月17日

長崎港外に浮かぶ端島(はしま)通称、軍艦島はかつて海底炭鉱の島でした。島内の半分は炭鉱施設、残りの半分が炭鉱従業員とその家族が暮らす住宅地域で、小中学生が通う7階建ての大きな学校もありました。NBCのニュースカメラは「学校めぐり」と題して、昭和36年(1961)12月、端島小学校の子供たちを撮影していました。学校の教室では出窓やベランダを利用して様々な植物が栽培されていました。この日、取材に訪れたクラスの児童たちは複数のグループに分かれてアサガオや観葉植物などを育て、毎日欠かさず観察日記をつけていました。端島は岩礁をコンクリートで固めた人工島で、島内に元からの自然の緑はありませんでした。このため植物を通して〝緑〟を求める住民も多く、学校だけでなく多くの島民が高層アパートのベランダや屋上などで植物を育てていました。

 

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