「大浦中央市場」~大火から復活・5か月ぶり再開~

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00:01:52 昭和62年(1987年)8月10日

長崎市大浦地区住民の台所を支えてきた「大浦中央市場」。昭和62年(1987)8月、火災から復旧再建を果たし、この日5か月ぶりに営業を再開しました。木造2階建てのこの市場には18の店舗が入っていましたが、この年の3月におきた大火で全焼し、市場ごと焼け落ちました。新たに建設された大浦中央市場は鉄筋コンクリート造り1部4階建てで、火災後16の店が入居しました。関係者がテープカットをして再開を祝い、さっそく大売出しが始まりました。戦後まもなく開設され、長い間地元の人たちに親しまれてきただけに、この日の市場は路地を埋め尽くすように多くの買い物客が詰めかけました。

それまでNBCは朝のテレビ番組「えぷろん9:30」の市場中継で大浦中央市場を紹介していました。このため火災直後には長崎市内15の市場が商品を持ち寄り、旧NBC本館前で激励青空市を開催。売上金の一部を支援金として大浦中央市場におくりました。

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