松本の「お八日の綱引き」(1972年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1972(昭和47)年のニュースから。
毎年2月8日に行われることから「お八日の綱引き」と呼ばれる行事を取材しました。
場所は松本市里山辺の追倉(おっくら)地区。
集まった住民がわらで「龍」を編んでいきます。
この「龍」を女性と男性に分かれて引き合うのが祭りのメインイベント。
でも毎年勝つのは必ず女性なんだそうです。
理由は女性が勝つとその年は五穀豊穣、無病息災になると言い伝えられているから。
「龍」は負けた男性たちの手で地区の道祖神に巻き付けられ、1年間地区を見守るとされています。