お月待ち(1968年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1968(昭和43)年のニュースから。
テープには「お月待ち行事」というタイトルが書かれていますが、詳しい説明はありません。
「お月待ち」は特定の日に地区の住民が集まり、飲食をしながら月が出るのを待って拝んで悪疫退散を願うという行事だそうです。
確かに集まった人たちはおにぎりを食べながら何かを待っているように見えます。
撮影された2月2日は旧暦で12月23日。
お月待ちは旧暦の月の17日、19日、23日の夜に行われたそうで、日付を見てもお月待ちの取材だったようです。
SBCが保管しているお月待ちのテープはこれだけで、他にはありません。
今では行われなくなってしまったのかもしれません。