信州で「みかん祭り」!?(諏訪・1967年)

ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時

この動画を今すぐ視聴

ユウガクのプランを購入して
限定コンテンツや動画全編を視聴しよう。

00:00:52 1967

1967(昭和42)年に諏訪市の八剱(やつるぎ)神社で撮影された映像です。
境内を埋める大勢の人。
この日は年に一度、五穀豊穣に感謝する秋のお祭りです。
屋根に上がった人が何かを撒き始めました。
撒いているのはなんと「みかん」。
段ボールの箱から両手でみかんを掴んでどんどん投げ入れています。
割烹着を丸めてたくさんのみかんを集めた女性の姿も。
袋を持参した人も結構いますね。
それにしてもみかんの産地ではない信州でなぜ「みかん」なのでしょう。
一説によるとかつては餅をついて撒いていたそうですが、1905(明治38)年に鉄道が開通したことをきっかけに、当時はあまり出回っていなかったみかんを産地から取り寄せて振舞ったのが始まりだそうです。
今では「みかん祭り」という名前で知られ、毎年11月の第4日曜日に行われています。
ただ屋根の上から投げるとみかんが傷ついてしまうため、今は屋根には上らず、地元の人が持参した買い物かごなどにみかんを入れてくれるそうです。

おすすめ動画