上松町で「芸ざらい」(1990年)

ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時

この動画を今すぐ視聴

ユウガクのプランを購入して
限定コンテンツや動画全編を視聴しよう。

00:01:08 1990

1990(平成2)年のニュースから。
木曽の上松町で3年に一度行われる「芸ざらい」を取材しました。
「芸ざらい」は厄払いを願う芝居を奉納する行事で、江戸時代後期の1850年頃に始まったと言われます。
当時の原稿には「昨夜は女形をすべて獅子が演じる獅子狂言・芸ざらいが奉納された。
この狂言は男の立役者と女形の雌獅子が八百屋お七、白波五人男など歌舞伎の名場面を次々と演じ、演目の初めと終わりに獅子舞風の軽妙な踊りが入るのが特徴。
上若連(上松駅近くの地区の若連)がこの伝統芸能を継いでいるが後継者難」と書かれています。
会場の若宮八幡神社には大勢の住民や郷土芸能のファンが詰めかけ、拍手を送っていました。
上松町は「1年の3分の1がお祭り」と言われるほどお祭り好きな町なんだそうです。
四半世紀前に「後継者難」とされたこの行事も、熱心な町民たちの手で今も受け継がれているそうです。

 

おすすめ動画