松本・深志神社の八坂祭り(1983年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1983(昭和58)年のニュースから。
松本市の深志神社で毎年7月に行われるのが八坂祭り。
梅雨が明け夏が訪れるこの時期に子どもの健やかな成長を祈る祭りで、「八坂さま」とも呼ばれます。
参拝者が持っている五色の紙には子どもの名前や年齢が書かれていて、これを奉納すると病気にならないとされています。
境内は家族連れで大にぎわい。
手を合わせて幸せを祈っていました。
300年以上前に500人が亡くなった疫病をきっかけに始まったとされる松本の「八坂さま」。
今では深志神社だけでなく市内の他の神社でも行われ、初夏の風物詩として定着しています。