瞬間最大風速45m!台風18号接近~平戸・五島で甚大な被害
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
瞬間最大風速45mを記録しました。昭和53年1978年9月、台風18号が長崎県北部に接近し、各地で暴風が吹き荒れました。この台風で平戸や五島などでは20人あまりの負傷者を含めて大きな被害を出しました。特に五島の被害は甚大でした。小学校の壁が強風で吹き飛ばされたほか、木造住宅は倒壊。岸壁の漁船は大波にもまれ沈没しました。屋根瓦が飛ばされた民家を含めて家屋被害は五島だけで500戸にものぼり、4万世帯が停電しました。被害は農業にも及び、強風で倒れた稲が水浸しになったのに加え、主力の養蚕が壊滅的な打撃を受けました。まもなく繭(まゆ)になるこの時期に桑畑が全滅したことから晩秋に収穫する繭はほぼゼロとなり、被害額は当時8億6000万円を超えました。養蚕農家の落胆は大きく、枯れた桑の葉や蚕(かいこ)の焼却処分を黙々と続けていました