あわや大惨事~フェリー「出島」と「楓丸」まさかの衝突事故
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
あわや大惨事の海難事故でした。昭和51年(1976)6月21日午後7時過ぎ、五島灘で九州商船の長崎発福江行きのフェリー「出島」1500トンと同じく九州商船の福江発長崎行きの旅客船「楓丸」590トンが衝突しました。この事故でフェリー出島は船首部、楓丸は左舷後部がそれぞれ損傷し、手すりや船室などが壊れました。事故当時、現場海域は濃霧で、フェリー出島には乗客200人、楓丸には90人が乗っていましたが、1人が軽いケガをしただけで全員無事でした。同じ会社の船同士が定期航路で衝突するという珍しい事故でしたが、事態を重く見た九州海運局長崎支局は九州商船に対して特別監査に踏み切りました。この頃、長崎県内では接岸中の旅客船やフェリーが桟橋に激突して負傷者を出す事故が相次いで発生していました。