穴弘法寺の被爆学生無縁仏~40年ぶり遺骨掘り起こし収集
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
山寺に埋葬された学生たちの遺骨が被爆から40年ぶりに収集されました。長崎市坂本町の穴弘法寺境内には、原爆で死亡した旧長崎医学専門学校(現長崎大学医学部)の学生の遺骨28柱が無縁仏として葬られました。これらの遺骨を被爆40周年の節目の年に平和公園内の原爆死没者慰霊納骨堂に移しかえることになり、昭和60年(1985)6月、現地で遺骨の発掘、収集が行なわれました。作業は地元自治会や長崎市の職員ら30人の手によって行なわれ、供養の読経をしたあと参道脇の地蔵下から骨壺5個分の遺骨を掘り起こしました。穴弘法寺は爆心地からおよそ800メートル離れた山腹にあり、近くの医学生たちが水や逃げ場を求めて多数この寺に避難してきました。収集された無縁仏はあの日の原爆で大ケガを負い、この寺で息絶えた学生たちのものでした。