昭和39年（1964年）長崎大学水産学部・最新鋭練習船「長崎丸」入港（4月）
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
59年前の昭和39年(1964年)、長崎大学水産学部の「海上の研究室」が新しくなりました。この年の4月に就役した最新鋭の漁業練習船「長崎丸」563トンの映像です。この日長崎港に入港、出島岸壁に接岸して、さっそく関係者らにお披露目されました。
この練習船は2代目です。初代の船が老朽化したため、大阪の造船所で新たに建造されました。全長47メートル、幅9メートル。船体は白い塗装が施されました。搭載された研究設備はも当時最先端の機器で、1人でトロール網を操作できる装置や複数の魚群探知器、潮の流れや速さを自動で観測できる電磁海流計などが備えられました。見学に来た学生らも誇らしげな表情を浮かべています。
長崎丸は遠洋航海実習などを通して多くの学生たちを育て、社会に送り出してきました。
昭和61年(1986年)には3代目の長崎丸が建造されました。
