長崎くんち丸山町 (小屋入り・本踊)1965年
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
昭和40年(1965年)撮影の長崎くんち、丸山町の本踊(ほんおどり)です。
前半の映像はくんちの稽古初めを告げる6月の「小屋入り」、長崎検番の芸妓衆らが諏訪神社を訪れ、清祓いを受けました。
後半は10月のくんち本番の映像です。丸山町は古くからくんちを支えてきた踊町(おどりちょう)ですが、昭和40年のこの年を最後に踊町としての丸山町の出演は途絶えました。その後、丸山町内にある長崎検番が他町の本踊を請け負う形でくんちに参加。平成18年(2006年)、41年ぶりに踊町・丸山として長崎くんちに復活しました。
くんちのプログラム、“赤本”によると、昭和40年の本踊のお題は「其悌偲舞衣」(そのおもかげしのぶまいぎぬ)、当時検番の芸妓、くみ子さんや豆奴さんら6人が丸山伝統の華やかな舞いを披露しました。