稲佐悟真寺「オランダ人墓地」修復工事完成

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00:01:01 昭和45年(1970)2月2日

外国人墓地をめぐる話題です。昭和45年(1970)2月、長崎市稲佐町の悟真寺(ごしんじ)国際墓地にあるオランダ人墓地の修復工事が完成し、駐日オランダ大使らが出席して記念のセレモニーが行なわれました。当時、悟真寺のオランダ人墓地は国際墓地230平方メートルの中に42基ありましたが、戦時中の空襲などでレンガ塀が壊れるなど荒れ果てていました。このためオランダ政府から、異国に眠っているオランダ人の墓をきれいにしてほしいと寄付金が寄せられ、レンガ塀の修理や鉄柵の取り付け、芝生やツツジの植え込みなどが行なわれました。この日は、当時の駐日オランダ大使や諸谷長崎市長ら20人が出席してオランダ人墓地の修復記念式が行なわれ、花輪を捧げるなどして故人の冥福を祈りました。江戸時代、オランダ商館が平戸から長崎・出島に移ってこの年で329年で、出島にやってきたオランダ船の船長らもこの墓地に眠っていました。

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