神様の通り道
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
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1959
諏訪湖の冬の風物詩、御神渡り。
1959(昭和34)年の拝観式の映像です。
諏訪湖が全面結氷しその一部がせり上がってできる御神渡りは、諏訪大社上社の男の神様が下社の女神に会いに行った跡と言い伝えられています。
湖上を歩く人たちの服装や、湖畔に高層の建物が見当たらないことなど、時代を感じさせる映像です。
この頃は概ね2年に1回のペースで出現していた御神渡り。
昭和50年代にはほぼ毎年のように見られたという記録も残っています。
しかし、地球温暖化もあってか、最近は数年に1回のペースに減ってしまい、御神渡りができない「明けの海」の年も目立つようになりました。
御神渡りの観測記録は500年以上続いているそうで、諏訪の人たちにとっては単なる自然現象以上の意味を持っています。