昭和48年(1973年)「長崎市繁華街の交通事情」(4月)

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0:02:39 昭和48年(1973年)

ユウガクではこれまで、長崎市の交通問題を記録したニュース映像を度々紹介してきました。今回はそのシリーズの一環で、長崎市中心部の交通事情を伝える50年前のカラーフィルムです。

昭和48年(1973年)4月に撮影された浜の町周辺、電車通りの幹線道路はバスやタクシー、マイカーなどが多数入り乱れ、連日深刻な交通渋滞を引き起こしていました。ラッシュ時にもなると横断歩道が車の流れを遮断して渋滞に拍車をかけているようにも見えます。

映像中には、街中に掲げられた横断幕が何度も出てきます。そこには「人が優先か、車が優先か!」「交通公害追放に協力を」の文字が…。中心市街地の繁華街周辺では、増え続ける車によって排気ガスによる大気汚染をはじめ、騒音や振動の“クルマ公害”が強まっていました。市民の健康や安全を守るため交通公害の減少と交通緩和への取り組みが同時に迫られていた長崎県や長崎市。音声が残っていないので分かりませんが、映像の中で、地元住民らと懇談していた当時の久保知事は何と答えていたのでしょうか…。

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