沈没タンカー重油流出~対馬北部へ大量漂着、深刻な漁業被害発生
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
対馬の北西部に大量の重油が漂着したのは平成9年(1997)4月でした。韓国・巨澄島沖で沈没したタンカーから流れ出した油でした。沿岸に漂着した重油の有効な除去作業は、ひしゃくなどを使った手作業による人海戦術に頼らざるを得ず困難を極めました。このため地元住民に加え、県内外から100人の災害ボランティアが集まり支援。海と陸からドラム缶400本にのぼる重油を回収しました。長崎県漁連によりますと、この重油漂着事故で、対馬のヒジキやウニ漁などが壊滅的な被害を受け、直接の被害だけでおよそ2億9000万円、休業補償や回収作業費などを合わせると被害総額は7億6000万円にものぼりました。なお映像中のレポートはNBC猪口記者(当時)でした。