昭和43年(1968年)の長崎「国道に押しボタン信号機初登場~子供たちは興味津々~」(3/28)
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
マイカーの普及が急激に進んだ昭和40年代、交通事故から子供たちを守るための環境整備も行われました。
昭和43年(1968年)3月、長崎市中心部の幹線道路に押しボタン式の信号機が設置されました。場所は中川町の国道34号沿いと見られます。当時ニュースで取材していることから、設置された信号機は長崎県内で初めての押しボタン式ではないかと見られます。
警察官が校区の小学生らに使い方を教えているようです。押しボタンの横には「ボタンを押せば信号が青になり道路を渡ることができます」「1人1人が押せば車はいつまでも通れないので5人、10人集まってから押して一緒に渡って下さい」の説明板も…。子供たちの安全を守りながらも、渋滞を嫌う車のドライバーにもさりげなく気を配っています。
近くの子供たちにとっては登下校中の“とても気になるボタン”になったはずで、人数が集まるのを我慢できず、思わず押してしまう子もいたかもしれません。
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