昭和55年（1980年）「43年前・長崎くんち桟敷券前売り～徹夜で並ぶファンも～」
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
2023年10月、4年ぶりに開催される「長崎くんち」。先日は諏訪神社の「さじき券」も4年ぶりに発売され、沢山の人たちが購入に訪れました。では、43年前の昭和55年(1980年)当時はどうだったのでしょうか。
やはり諏訪神社の境内には、徹夜組を含めて多くのくんちファンが“ござ”や毛布を広げて陣取り、さじき券の発売を待っていました。発売が始まっても寝たままの姿でしっかり列に並び、まだ“夢の中”の男性も…。
窓口には「御一名様一マス(4人座り)まで」制限発売の張り紙が出され、またたく間に売り切れたようです。
この年の長崎くんちは上町の本踊、油屋町の川船、元船町の唐人祭、鍛冶屋町の宝船・七福神、筑後町の龍踊の５つの踊り町が奉納踊りを披露しました。
＊編集後記＊
39年前の大学生時代、さじき券を手に入れるため友人と一緒に夜中から境内に並びました。この原稿を書きながら、券をゲットしたかわりに、予想以上の冷え込みで思いきり風邪をひいたことを思い出しました…。(渥)
