昭和51年(1976年)「国鉄長崎本線、電化に向けて試運転」6月

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0:00:48 昭和51年(1976年)

「長崎への鉄路、まもなく電化へ!」こんなタイトルが当時のニュース画面でオンエアされたかもしれません。
長崎~鳥栖間の旧国鉄長崎本線が電化されることになり、電化直前の昭和51年(1976年)6月、特急電車の試運転が行なわれました。試運転に使われている車両は当時国鉄列車の「顔」だった485系電車で、電化後は特急「かもめ」として長崎本線を運行することになっていました。
この日の試運転では、架線から列車に電気を供給しながら問題なく走行するかどうか、実際に485系を走らせて確かめました。
長崎駅では電化に合わせてホームのかさ上げ、改修工事も急ピッチで行われていました。
ちなみに長崎本線は浦上~喜々津間で長与(ながよ)経由と市布(いちぬの)経由の2つのルートがありますが、電化されたのは昭和47年(1972年)に新設された市布経由、いわゆる浦上新線と呼ばれたルートでした。

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