昭和44年(1969年)「長崎本線切替工事~浦上新線を走るブルートレイン~」(4月)
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
かつての旧国鉄・長崎本線の整備では、長崎~諫早間の浦上新線建設と諫早~喜々津間の複線化はセットになっていました。これらの動きを記録したNBCのライブラリー映像から、大掛かりな線路の切り換え工事を撮影した昭和44年(1969年)4月の貴重なカラーフィルムを紹介します。
現場は諫早市です。国道34号と並行して長崎本線・浦上線のレールがまっすぐに伸びています。その線路のそばに数十人の作業員が一列に並び、掛け声とともに人力でレールを横に動かし始めました。諫早~喜々津間の複線化に伴う浦上新線への切り換えに着手したのです。レールは作業員たちの手で少しずつ確実に移動し、線路が切り換えられていきます。この場に“撮り鉄”さんがいたら連写で激写したに違いありません!
新しい浦上線へ切り換えられたばかりのレールの上を、長崎行き下りのブルートレイン「さくら」がゆっくりと通過していきます。
今回の映像では線路の切り換えだけでなく、それに伴うレールの敷設や点検など普段見ることができない作業の様子を詳しく見ることができます。
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