昭和44年(1969年)「国鉄・長崎本線(浦上新線)の建設」(1月)
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
旧国鉄長崎本線・浦上線の2ルート化をめぐるアーカイブ映像の中で、昭和44年(1969年)1月撮影のモノクロフィルムは、長崎市中心部の線路が立体高架化される様子などが克明に記録されています。
長崎本線の中で長崎~諫早間の浦上線は、その当時既存の長与経由とは別に現川・市布(うつつがわ・いちぬの)経由の新しい線路が建設されていました。
前半の映像は新しい浦上線の中で、浦上駅を出て最初に通る「長崎トンネル」の工事現場です。地下に線路を敷設するための掘削工事が進められていました。
映像後半は長崎市の大橋~松山間の立体交差化工事です。ぬかるんだ地面に杭が打たれ、整然とと橋脚が建ち並んでいく現場の状況が映し出されています。
最後のシーンは長崎市の大橋踏切です。当時この踏切では朝夕のラッシュ時にもなると線路をまたぐ車で大渋滞が起きていました。
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