「おにぎり」と「たくあん」~100年前の【駅弁】第一号再現
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
梅干し入りのおにぎり2個にたくあん2切れ。竹の皮で包んだこの「おにぎり弁当」が駅弁の第1号でした。昭和60年(1985)10月、駅弁誕生100周年を記念して長崎市の浜屋デパートで開かれた催し「全国ふる里うまいもの駅弁大会」でこの駅弁が再現されました。この第1号の駅弁は明治18年(1885)、当時の鉄道局(旧国鉄)が上野-宇都宮間で営業運転を開始した際、宇都宮駅で発売されたもので、この日駅弁大会を訪れた買い物客に無料でプレゼントされました。ちなみに、このおにぎり弁当の値段は明治当時5銭で、昭和60年の頃の駅弁は700円程度でした。