昭和45年（1970年）の長崎「港シリーズ」ハリキリ女性機関長（5/8）
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
ユウガクで好評の港シリーズから今回は、長崎港で石炭運搬船を操る女性機関長をご紹介します。この動画を見たら絶対お会いしたくなるはずです！
昭和45年(1970年)5月、NBCのニュースカメラは小型の運搬船に乗船して石炭を運んでいる太田秀子さん夫妻に密着しました。当時の記録が残っておらず詳細は不明ですが、太田さんは当時、長陽海運という海運会社の運搬船で機関長を務めていたようです。
大きな舵輪を回して操船もこなします。向かった先は長崎港外に浮かぶ石炭の島、高島もしくは伊王島でしょうか。貯炭場のそばに船を横着けして石炭を積み込んでいます。船上でスコップを使って石炭をならし、船からこぼれ落ちないよう足で踏み固める姿も…。長崎港では男性だけでなく太田さんのような女性も港の重要な業務を支えていました。
機関室の機械から少し火が漏れたのでしょうか？機械を調整し落ち着いて対処する太田さんは、まさに頼りになる機関長そのものです。
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