「子クジラに乗ったカッパ像」除幕～治水の願い込め中島川沿いに設置
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
「子鯨に乗った河童（かっぱ）」のブロンズ像です。像は高さ1ｍで、長崎市出身の漫画家、故清水崑さんの河童絵をもとに制作されました。平成4年（1992）10月6日、長崎市中島川沿いの公園で関係者50人が出席して除幕式が行なわれ、像の完成を祝いました。このブロンズ像は、長崎大水害から10周年を迎えたこの年、市民グループが中島川の治水の願いを込めて作りました。中島川に迷い込んだクジラにカッパの子供、ぽんたが飛び乗ったことをユーモラスに表現した像で、東京・渋谷駅前の忠犬ハチ公像の制作者で、生前清水崑さんと親交があった彫刻家、安藤士（たけし）さんらが制作にあたりました。
