「長崎くんち」お旅所の賑わい~イカ焼き300円、金魚すくい200円
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
長崎市大波止(おおはと)のお旅所(たびしょ)はこの年も賑わっていました。昭和61年(1986)10月7日長崎くんちの開幕日=前日(まえび)です。お旅所を中心に650もの露店が軒を連ね、長崎の街はお祭りムードに包まれました。定番の梅が枝餅やりんご飴、今から40年前のこの頃、ラムネは100円、香ばしい匂いに誘われて思わず食べたくなるイカ焼きは300円、金魚すくいは1回200円でした。お化け屋敷は子供たちや家族連れの人気を集めました。旧長崎県庁そばの江戸町公園には「おくんちランド」が登場しました。昔ながらのていてつ投げやキリンの形をしたビニール製の巨大遊具もお目見えし、多くの子供たちで賑わいました。この日長崎市は25度を超える晴天の夏日になり、絶好の祭り日和となりました。