衝撃の火災!大型クルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス」炎上~船体の4割焼失

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00:01:39 平成14年(2002)10月1日

衝撃の客船火災でした。平成14年(2002)10月、三菱長崎造船所で建造されていたダイヤモンド・プリンセス11万3000トンの5階デッキの客室から出火しました。火は最上階の14階デッキまで燃え広がり、船首から船の中央部にかけての客室や乗員控え室など全体の4割が焼失しました。出火当時、船内には1000人の作業員がいましたが、全員避難したためケガ人はいませんでした。消防局では消防車21台と4隻の消防艇を出動させ消火活動にあたりましたが、完全に鎮火するまで36時間を要しました。ダイヤモンド・プリンセスは全長290メートル、高さ18階建てのビルに相当する大きさで、当時イギリスの海運会社が発注した世界最大級の大型クルーズ客船でした。出火当時は、翌年の引渡しに向けて内装工事が行なわれていた最中て、溶接の熱によって船内の家具が発火したことが火災の原因でした。この火災をめぐっては、作業員が裁判で業務上失火の罪に問われ、有罪判決を受けました。その後、ダイヤモンド・プリンセスは修復工事が行なわれ、サファイヤ・プリンセスという同じ型の2番船の名前と入れ替えて引き渡されました。 

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