昭和54年(1979年)「大村・三大踊り500年祭・黒丸踊」(11/24)※音声あり
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
華やかで大きな花輪の舞いが戦国時代から人々を魅了してきました。昭和54年11月、大村神社で大村・三大踊り500年祭が行なわれ、黒丸踊が披露されました。
2022年にユネスコの無形文化遺産にも登録された大村市の黒丸踊、今から500年以上前の1480年に当時の領主・大村純伊(おおむらすみこれ)の領地回復を祝って踊ったのが始まりといわれています。踊りを伝えたのは中国地方から来たとされる法養という人物で、黒丸踊は法養の命日とされる11月28日に毎年奉納されています。
【おすすめポイント】
大村3大踊りとは、大村市の旧郡【こおり】村の寿古、沖田、黒丸の各地区にそれぞれ伝わる風流踊【ふりゅうおどり】のことです。三つの踊りは「同時に始まった吉例の踊」との伝承があり、地元で「郡三踊」と呼ばれています。
ちなみに大村寿司の起源も、大村純伊が有馬氏から領地を奪還し帰還した際に、領民がそれを祝うために押し寿司を作り供したのが起源とされています。