昭和38年(1963年)【記憶の中の建物たち】「旧長崎県庁舎・6階建て増し 落成式」(9/9)
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
県政業務の中心施設「旧長崎県庁舎」は、実は屋上につぎ足して増築されていたことをご存じでしょうか。
昭和38年(1963年)9月、長崎市江戸町の旧県庁舎で増築工事が完成し、落成式が開かれました。建設当初の5階の屋上にさらに1階を建て増し床面積を拡張、5階建てから6階建てのビルに“成長”したのです。
この本庁舎は昭和28年の建設で、統計課など一部の部署は別の場所で業務を行なっていました。その後、職員の増加などに伴って庁舎自体も手狭となり、分散した部署を1ヵ所に集めることも兼ねて本庁舎の階層“積み増し”を行なったのです。
*編集後記*
私事ながら90年代、県政記者として旧県庁内を回っていました。6階にもよく出向きましたが、保管資料や書類などが所狭しと積み上がっていて…。この映像で廊下も室内も結構広かったことがわかりました。(渥)
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